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Google Analytics
Updated : 2022.12.23
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Googleアナリティクス4(GA4)は、無料のGoogleアナリティクスの最新バージョンです。2023年7月には、Googleアナリティクスの現在のバージョン(ユニバーサル アナリティクス/UA)が、新しいGoogleアナリティクス4(GA4)に置き換えられるため、利用できなくなります。
この記事では、Googleアナリティクス(UA)の有効期限が切れる7月23日まで待つべきか、GoogleアナリティクスをGA4にアップグレードするための段階的なプロセスや移行時の注意点などについて説明いたします。
2020年10月以降にGoogleアナリティクスを導入した場合は、Googleアナリティクス4(GA4)を使用している可能性があります。2020年10月より前にGoogleアナリティクスを実装している場合は、Googleアナリティクス(UA)を使用していると思われます。
Googleアナリティクス(UA)からGoogleアナリティクス4(GA4)にデータをインポートする方法はありませんので、Googleアナリティクス(UA)を使用している場合は、遅くても2023年6月中にGA4をセットアップ、データのエクスポートと保存を検討する必要があります。Googleによると、2023年6月に切り替えてから約6か月間はUAデータにアクセスできるようですが、永久に存在するわけではないようです。
Googleアナリティクス(UA)とGoogleアナリティクス4(GA4)は、同じツールのバージョンアップではなく、異なるシステムです。Googleアナリティクス(UA)と最新のGoogleアナリティクス4(GA4)では、UAでレポートと呼ばれる「解析結果」について、表示内容が大きく変更されています。UAでページ計測だったものが、GA4ではイベント計測へ変更になっており、解析・手法なども異なっていますので、時間をかけてプラットフォームを学習する必要があります。データのエクスポートと保存も必要です。GA4のアップグレードを直ぐに開始して、データの収集を行う必要があります。自由に使えるデータが多ければ多いほど、ツールの予測力は強くなります。一日も早いGA4に切り替えをお勧めいたします。
Googleアナリティクス4(GA4)の移行が遅れた場合、データを取得して本格的に運用したい時期にデータが計測できなくなりますのでご注意ください。Googleアナリティクス4(GA4)の運用は、すぐに開始できるわけではないので、運用したい時期から逆算して、最低でも2~3か月、可能であれば6ヶ月前に移行を完了できるスケジュールでご検討ください。
今まで、イベント計測でGoogleタグマネージャー(GTM)を使用している場合でも、タグは条件を設定し直す必要がありますので注意してください。
Googleアナリティクス4(GA4)への移行において、1つのページに複数のトラッキングコードを貼り付けた場合は二重計測になり、正確なアクセス解析ができなくなってしまいますので、トラッキングコードの二重計測に注意してください。
当社では、Googleアナリティクス4(GA4)への移行のサポートを行っております。Googleアナリティクス(UA)とGoogleアナリティクス4(GA4)を一緒にセットアップするサービスも提供しています。
現在、2023年3月までは、移行をサポートするための予約に空きがございますが、4月以降は7月のGoogleアナリティクス(UA)の有効期限が近いため、移行サポートのご依頼が混み合うと予想されます。移行サポートを必要としている方は、早めにご予約ください。移行サポート費用など詳細につきましては、気軽にお問合せください。
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