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Updated : 2023.5.18
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キャッシュクリアとは、WEBサイトにアクセスした時に一時的に保存されるデータ(キャッシュ)を削除(クリア)することです。
古いデータ(キャッシュ)があることで、次に同じWEBサイトにアクセスした時にデータをダウンロードする手間を省き、ユーザーが再びそのデータに迅速にアクセスできるようにする便利なデータですが、WEBサイトを更新した直後に、更新された最新の状態を確認しようとしても古いデータ(キャッシュ)が残っている場合は、更新した情報を確認することが出来ません。その場合、キャッシュクリアを行うことで、最新のデータにアクセスすることが可能になります。
Google Chrome、EdgeまたはFirefoxなどのブラウザの場合、下記のキーボードショートカットでキャッシュをクリアできます。
キャッシュクリアの方法は、ご利用のブラウザによって異なります。上記の手順でキャッシュがクリアできないブラウザの場合は、この記事内の「ブラウザのキャッシュをクリアする方法[ブラウザ別]」をご参照ください。
この記事では、キャッシュとCookieの基本的な情報とブラウザ別のキャッシュクリアの手順について解説しています。
キャッシュとは、一度読み込んだWEBページの内容や情報を一時的に保存するために使用されるファイルのデータで、次に同じWEBページを閲覧する際に、同じデータを再びダウンロードする手間を省き、素早く表示ができるようにする仕組みです。
キャッシュの代表的なものとして「ブラウザキャッシュ」と「サーバーキャッシュ」の2種類があり、キャッシュ内の一般的なリソースには、画像、テキスト コンテンツ、HTML、CSS、Javascript などが含まれます。
Cookieとは、アクセスしたWEBサイトに保存される閲覧情報などファイルで、このファイルには、設定、ログイン情報、ショッピングカートの内容、認証データ、およびその他の機密データに関する情報が保存されます。次に同じWEBサイトを閲覧した時に、ログイン情報を保持したり、入力した情報を保持することで、利便性を高めることが可能です。
Cookieのファイルサイズは、アクセスしたWEBサイト毎に異なりますが、比較的小さいファイルです。ただし、時間の経過とともに様々なWEBサイトのCookieが蓄積され、ブラウザにおいてパフォーマンスとプライバシーの問題が発生する危険性がありますので、定期的にCookieをクリアし、 ブラウザの動作を改善する必要があります。
「キャッシュ」は、ページの読み込みプロセスを高速化するためにブラウザで使用されますが、キャッシュに保存されたファイルがWEBサイトに実際にコード化されている最新のファイルと異なる状態になり、WEBサイトが更新された時に問題が発生することがあります。
ブラウザからキャッシュと Cookie をクリアすることは、WEBサイトを閲覧する際の多くのトラブルを解消し、正常な状態にするための重要なファーストステップとなります。
Cookie を定期的に消去すると、オンラインでの個人情報とセキュリティを維持するのに役立ち、全体的なエクスペリエンスを向上させます。
メニューボタンの設定(点が縦に3つ並んでいる部分)をクリックして、[その他のツール]をクリックします。
[閲覧履歴を消去]をクリックします。
期間を「全期間」にして、[Cookieと他のサイトデータ]と[キャッシュされた画像とファイル]のチェックボックスをオンにします。
[データを消去]をクリックします。
Windowsの場合は、Chromeを閉じてから再度開き、変更内容を保存します。 Mac(Apple)の場合は、Chromeメニューから[終了]し、変更内容を有効にします。
画面右上のその他アイコン[点が縦に3つ並んでいる部分]をタップ→[履歴]をタップします。
[閲覧履歴データの削除]をタップします。
期間を「全期間」にして、[Cookieと他のサイトデータ]と[キャッシュされた画像とファイル]のチェックボックスをオンにします。
[データを消去]をタップします。
画面下のその他アイコン[点が縦に3つ並んでいる部分]をタップ→[履歴]をタップします。
[閲覧履歴データの削除]をタップします。
期間を「全期間」にして、[Cookie と他のサイトデータ]と[キャッシュされた画像とファイル]のチェックボックスをオンにします。
[閲覧履歴を削除]をタップします。
メニューバーの「Safari」→「環境設定」→「詳細」タブをクリック→下部にある[メニューバーに“開発”メニューを表示]のチェックボックスをオンにします。
メニューバーに追加された「開発」をクリック→[キャッシュを空にする]をクリックします。
「設定」から「Safari」を選択し、[履歴とWebサイトデータを消去]をタップします。
メニューボタン[…]をクリック→[設定]をクリックします。
画面左側のメニュー内「プライバシー、検索、サービス」をクリック→表示された画面の「閲覧データをクリア」内 [クリアするデータを選択]をクリックします。
時間の範囲を「すべての期間」にして、[Cookieおよびその他サイトデータ]と[キャッシュされた画像とファイル]のチェックボックスをオンにします。
[今すぐクリア]をクリックします。
画面右上のメニューボタン[3本線]をクリック→[履歴]をクリックします。
[最近の履歴を消去]をクリックする。
「消去する履歴の期間」からいずれかを選択する。
「履歴」の[キャッシュ]のチェックボックスをオンにします。 Cookieなど、キャッシュ以外で消去するものがある場合は、チェックボックスをオンにして纏めて消去します。
[OK]をクリックします。キャッシュ(とチェックボックスをオンにしたもの)が削除されます。
キャッシュは、一度読み込んだWEBページの内容や情報を一時的に保存することで、次に同じWEBページを閲覧する際にWEBページの表示速度を速くする一方で、キャッシュが溜まるとデバイスの動作が遅くなりますので、ブラウザ表示が遅く感じたり、空き容量が少なくなってきた場合は、キャッシュクリアを行ってみてください。
また、Cookieは、プライバシーに関する懸念やセキュリティの脆弱性の観点からも、本記事を参考に定期的なCookieの削除を行っていただくことをお勧めいたします。
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