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中小企業でも実践できる!問合せ数を増やすSEOと導線設計のコツ
Updated : 2025.6.3
19分で読めます
「ホームページからの問合せがほとんど来ない…」「アクセスはあるのに成果に繋がらない…」 そんなお悩みを持つ中小企業の方は少なくありません。 ですが、実は“ちょっとした工夫”で、問合せ数を増やすことは十分に可能です。 この記事では、専門的な知識がなくても実践できる、SEOと導線設計のコツを具体的にご紹介します。 予算をかけずに、ホームページの効果を最大化したい方は是非参考にしてください。
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この記事の目次
なぜ「問合せが増えない」のか?よくある3つの原因
ホームページにアクセスはあるのに問合せが来ないのは、「導線がわかりにくい」「コンテンツと行動喚起がズレている」「SEOが集客止まりで行動に繋がっていない」などの原因が多く見られます。これらは少しの改善で効果が出やすく、小さな会社でも対応可能です。まずは“問合せに繋がる設計”になっているかどうかをチェックすることが重要です。
フォームまでの導線が遠い・わかりづらい
ユーザーが興味を持っても、「お問合せフォーム」への導線が見つかりにくいと離脱の原因になります。ページの最下部に1つだけボタンがある、もしくは目立たないリンクのみといった構成では、せっかくの関心が行動に繋がりません。重要なのは、ページ上部・中部・下部など、複数箇所にわかりやすくCTAを配置すること。ユーザーが「問合せたい」と思った瞬間に、すぐ行動できる環境を整えることが成果に直結します。
コンテンツとCTAがズレている
ユーザーが読んでいるコンテンツの内容と、誘導されるCTA(お問合せボタンなど)の内容が一致していないと、行動に繋がりません。たとえば導入事例を読んだあとに「資料請求」ではなく「無料相談」など、次のステップに合ったCTAを設置することが重要です。ユーザーの興味や心理に寄り添った導線があると、問合せ率は大きく向上します。
アクセス数=問合せではない
アクセス数が多くても、それが問合せに繋がるとは限りません。検索キーワードが「情報収集目的」や「初期検討段階」のものばかりだと、行動には結びつきにくいのです。重要なのは、問合せ意欲の高いキーワードを狙うことと、訪問者が次に取るべき行動(相談・資料請求など)を明確に示すこと。集客だけで満足せず、行動導線まで設計することが成果への鍵です。
SEOで“問合せに繋がるアクセス”を集める
SEOは単にアクセスを集めるだけでなく、「問合せに繋がる人」を集めることが重要です。たとえば「比較」「選び方」「メリット」など、導入を検討している段階のキーワードを狙うと、行動意欲の高いユーザーに届きます。さらに、記事内に「無料相談」や「事例を見る」といった自然なCTAを挿入し、内部リンクで関連ページへつなげることで、問合せに至る確率を高められます。
「悩みベース」のキーワードを狙う
問合せにつなげるには、「悩みベース」のキーワードを狙うことが効果的です。たとえば「ホームページ 作り方 小規模」や「業者選び チェックポイント」など、具体的な課題や検討段階のユーザーが検索する語句を意識しましょう。こうした検索は行動意欲が高いため、解決策を提示し、スムーズにCTAへ誘導することで問合せに繋がりやすくなります。
記事の中に自然なCTAを入れる
ユーザーは記事を読みながら「次にどうすればいいか」を探しています。そのため、コンテンツの流れに沿って自然にCTA(例:無料相談、チェックリストDL)を挿入することが重要です。記事末尾だけでなく、文章中や見出しの合間などにも違和感なく置くと、行動のタイミングを逃しません。内容と連動したCTAがあることで、問合せへの導線がスムーズになります。
内部リンクで関連情報へ繋ぐ
内部リンクは、ユーザーを関連ページへ自然に誘導する重要な役割を持ちます。例えば、サービス紹介ページから導入事例や料金ページ、お問合せフォームへスムーズにつなげることで、ユーザーの疑問を解消し、問合せへのハードルを下げます。また、内部リンクはSEO評価にもプラスに働くため、サイト全体のアクセスと成果向上に効果的です。
中小企業でも実践できる導線設計のポイント
中小企業でもできる導線設計のポイントは、ユーザーが迷わず問合せに進めるように「ページ内に最低2箇所以上のCTAを配置」することです。また、CTAの文言は具体的かつ行動を促す表現にし、「お客様の声」や「実績紹介」を近くに置くことで信頼感を高めます。スマートフォン対応も必須で、どの端末でも使いやすくすることが問合せ増加の鍵となります。
ページ内に最低2箇所CTAを置く
問合せを増やすには、ページ内に最低2箇所以上のCTA(行動を促すボタン)を設置することが効果的です。ヘッダー付近や本文中、そしてページの最後など、ユーザーがどのタイミングでも問合せや相談に進めるように配置しましょう。複数箇所にあることで、ユーザーの離脱を防ぎ、問合せ率の向上に繋がります。
文言は“行動を促す表現”にする
CTAの文言は、ユーザーが具体的な行動をイメージしやすい表現にすることが重要です。例えば、「お問合せはこちら」よりも「今すぐ無料相談してみる」や「5分でできるチェックを受ける」など、行動のメリットや手軽さを伝える言葉に変えることで、クリック率や問合せ率がアップします。ユーザーの心理に寄り添った文言が効果的です。
「お客様の声」や「実績紹介」をCTA近くに配置
お問合せボタンの近くに「お客様の声」や「実績紹介」を配置すると、信頼感が高まり問合せのハードルが下がります。訪問者は実際の導入事例や評価を見ることで安心し、行動に移りやすくなります。特に初めての訪問者にはこうした社会的証明が効果的です。コンテンツと連動させて配置することで、導線の自然な流れを作りましょう。
スマートフォン対策は必須
スマートフォンユーザーが全体の6〜7割を占める現在、スマートフォン対応は必須です。スマートフォン表示でCTAボタンが見えにくかったり、フォーム入力がしづらいと離脱率が高まります。画面サイズに合わせたデザインや、指でタップしやすい大きさ・配置にすることで、問合せまでの導線をスムーズに。レスポンシブ設計でユーザビリティを高めることが成果アップに繋がります。
今すぐ見直せるチェックリスト
問合せ数を増やすために、まずは自社サイトの導線をチェックしましょう。CTAはページに2箇所以上あるか、文言は具体的で行動を促しているか、ページの目的が明確かを確認。さらに、内部リンクで関連情報へ自然に繋がっているか、スマートフォンでも見やすく使いやすいかも重要です。この簡単なチェックで、改善点が見つかり問合せ増加に役立ちます。
- CTA(行動を促すボタン)はページに2箇所以上あるか?
- CTAの文言は「行動をイメージしやすい」ものになっているか?
- ページの目的(問合せ・資料DLなど)は明確か?
- 内部リンクで「関連情報」へ自然に繋がっているか?
- スマートフォンでもCTAやフォームが見やすく操作しやすいか?
この記事のまとめ
問合せ数を増やすには、大きな予算やリニューアルが必要とは限りません。 まずは今あるページを見直し、ユーザーの「知りたい」「相談したい」という気持ちを後押しする導線を作ることが第一歩です。
まずは自社のホームページにこれらの要素が含まれているかをチェックし、不足していれば改善の検討をおすすめします。 「一度プロの視点で見てほしい」という方は、豊富な経験と知識を持つ当社に是非ご相談ください。時間やリソースを節約し、効率的に成果を上げることが可能です。
