WEBサイト制作
ホームページ制作費用の内訳は?目安と相場を徹底解説!【2024】
Updated : 2024.2.6
16分で読めます
ビジネスにおいて、強力な優れたホームページを持つことがあらゆる規模の企業にとって非常に重要です。しかし、殆どの方がWEB開発に関連する技術の複雑さと費用を把握するのは難しいと思います。
この記事では、ホームページ制作に関連する、WEB開発、コンテンツ管理システム、WEBホスティング、公開後の更新やアップデートなどの要素をカバーしながら、ビジネスWEBサイトの構築に掛かる費用について説明します。更に、WEBサイトのパフォーマンスの重要性と、ニーズに適したWEB開発者を選択する方法についても紹介します。
また、WEBサイトの品質の評価、予算に最適なホームページを見つける方法、ビジネス要件に合わせてカスタマイズされ専門的に設計された、読み込みが速いWEBサイトへのリニューアルを目指すためのヒントについても説明します。
この記事の目次
ホームページ制作費の詳細な内訳
WEBサイトは、ユーザーに自分自身を売り込む方法であり、会社やサービスに関する情報を公開することで、ユーザーがブランド、商品やサービスを見つける手段でもあります。WEBサイトはビジネスの成長を促進させ、オンラインでの存在感を維持するための優れたツールです。
ホームページがあらゆるビジネスにとって最も強力なマーケティングチャネルの1つであることは周知の通りです。したがって、問題はもはやホームページが必要かどうかではなく、ビジネスニーズを満たすホームページの開発コストが幾らかということです。
新しいWEBサイトを社内で構築する場合でも、制作会社のサービスを利用する場合でも、既存のWEBページを改善する場合でも、 WEB開発のコストは最初に考慮すべき事項の 1 つです。WEBサイトの構築は大規模なプロジェクトであり、費用は、WEBサイトの種類、構造(複雑さ)、規模(ページ数)、機能(WEBシステム)、デザイン(テンプレート/オリジナル)、そして最終的にはWEB制作に必要な時間(時間単価)によって異なります。
WEBサイトの種類による制作費の違い
WEB制作の費用はWEBサイトの種類によって異なります。これは主に、複雑さ、機能、制作時間の違いによるものです。
以下は、制作コストをタイプ別に示した表です。
WEBサイトの種類 | 制作費用相場 | |
---|---|---|
コーポレートサイト(25 ~ 75ページ) | 100万円〜300万円 | |
中小企業WEBサイト (8 ~ 16ページ) | (テンプレート) | 20万円〜50万円 |
(オリジナル) | 40万円〜80万円 | |
eコマースサイト | (ASP) | 15万円〜50万円 |
(オープンソース) | 60万円〜300万円 | |
(フルスクラッチ) | 1,000万円〜 | |
ブログWEBサイト | 30万円〜100万円 | |
ポートフォリオWEBサイト | 20万円〜80万円 | |
ニュース・雑誌WEBサイト | 30万円〜100万円 | |
教育WEBサイト | 300万円〜 | |
エンターテイメントWEBサイト | 300万円〜 | |
ランディングページ | 20万円〜80万円 | |
採用サイト | 50万円〜150万円 |
制作コストに影響する構造(複雑さ)の要素
WEB制作の費用は、サイト構造の複雑さによっても異なります。サイト構造の複雑さは様々な要因によって決まります。複雑なサイトは通常、セキュリティの観点からもより厳格な保守が必要です。セキュリティの対策やアップデートには追加のリソースが必要となり、総じて、サイト構造の複雑さが増すほど、制作にかかる費用や時間が増加します。
以下は、サイト構造が複雑になる要素です。
コンテンツの多様性
WEBサイトが、テキスト、画像、動画、オーディオ、フォームなど多様なコンテンツタイプを組み合わせている場合、これらを統合するための複雑な構造が必要になり、制作コストに影響します。
ナビゲーションの複雑さ
多くの異なるセクションやページを持つサイトの場合、それらの間の複雑なナビゲーションが必要になります。多層のメニュー構造や複数のサブメニューが必要になることで制作コストが高くなります。
レスポンシブデザインの複雑さ
WEBサイトが異なるデバイスや画面サイズに適応するために、各デバイスに合わせて専用デザインにする場合、その複雑さがサイトの構造に影響を与えます。
ユーザーアクションの複雑さ
オンラインショッピングカート、ユーザーアカウント管理、予約システムなど、サイトが複雑なユーザーアクションやワークフローをサポートする場合、それに対応するための構造やプログラミングが必要になり、開発コストが変わります。
動的なコンテンツ
動的で対話的な要素が含まれる場合、これらを制御するためのコードやスクリプトが必要になり、WEBサイトがデータベースと連携して動的なコンテンツを提供するため、データベースの構造やクエリが複雑になり、開発コストに影響を与えます。
WEBサイトの規模による制作費の違い
WEBサイトの規模に関する分類は、一般的に厳密な基準がなく、主観的な評価に依存します。但し、一般的なガイドラインに基づいて以下のようにサイトの規模を分類することがあります。これらの数字はあくまで目安であり、制作費用は様々な要因に依存します。プロジェクトや業種によっても異なります。
WEBサイトの規模 | 制作費用相場 |
---|---|
小規模サイト(1〜20ページ程度) | 10万円〜100万円 |
中規模サイト(20〜100ページ程度) | 60万円〜500万円 |
大規模サイト(100ページ以上) | 300万円〜 |
WEBシステムの種類による開発費の違い
WEBシステムの種類と開発費の相場は、プロジェクトの複雑さ、機能、デザイン要件などに依存します。以下は一般的なWEBシステムの種類と開発費の一般的な相場の目安ですが、プロジェクトの規模や要件が変わると開発費も変動します。また、デザインの複雑さやUI、セキュリティ要件、レスポンシブデザインの導入なども開発費に影響を与えます。あくまで参考程度としてください。
WEBシステムの種類 | 開発費用相場 |
---|---|
CMS | 50万円〜 |
メールフォーム | 3万円〜 |
Q&Aサイト | 60万円〜 |
検索機能 | 60万円〜 |
検索プラットフォーム | 200万円〜 |
予約管理システム | 70万円〜 |
ECシステム | 60万円〜 |
マッチングシステム | 100万円〜 |
口コミシステム | 50万円〜 |
SNS | 100万円〜 |
依頼先による制作費の違い
WEBサイト制作の費用を定義するもう 1 つの要素は、依頼先の地域や規模です。都道府県の定める最低労働賃金が高い地域の制作会社は1時間単価が高くなるため、制作時間が同じサイトでもその他の地域よりも高額になるのが一般的です。地方都市の制作会社でも地価が高い場所にオフィスを構えている場合も時間単価が高くなると思われます。
詳細な比較を行うために、100 時間の開発時間を必要とする WEBサイトを制作すると仮定し、依頼先別の費用を比較しています。
依頼先 | 制作費用相場 |
---|---|
社内チーム | 60万円〜150万円 |
WEB制作会社(中小規模) | 60万円〜100万円 |
WEB制作会社(大手) | 100万円〜200万円 |
広告代理店(開発外注) | 80万円〜200万円 |
フリーランサー | 30万円〜100万円 |
社内チームを構築する方法
社内チームは組織の独自の要件に応じてプロジェクトをカスタマイズでき、特定のビジネスニーズに直接対応できます。社内で開発を行うことで、プロジェクト全体に対する完全なコントロールが可能になり、進捗状況や変更がすぐに把握でき、柔軟に対応できます。
デメリットの1つはコストです。社内での制作は従業員の給与や設備などの固定コストが掛かり、外部へ委託する場合に比べて柔軟性が低く、複数人を雇用する場合は外部委託よりもコストが掛かる場合があります。そして、社内チームが技術やスキルに制約がある場合、新しい技術の導入や拡張が難しく、プロジェクトが急速に拡大したり、期限が厳しい場合には対応が難しいことがあります。また、社内のチームは組織内の文化やビジョンに馴染んでいるため、外部からの視点やユーザー視点が不足する可能性があります。
WEB制作会社に依頼する方法
WEB制作会社は通常、デザイン、開発、プロジェクト管理など、様々な専門分野にわたる経験豊富なチームを揃えています。安定性と信頼性においても、多くの場合、長期的な信頼性があり、プロジェクトに対する支援や保守が期待できます。スケーラビリティも大規模なプロジェクトにも対応でき、必要に応じて追加のリソースを迅速に動員できる場合があります。
しかし、制作会社の中には、最新の技術や経験豊かな専門家を雇用しておらず、代理店と同様に他の制作会社やフリーランサーなどへ委託している会社があります。実際には、制作会社ごとに大きな技術差があるのですが、ユーザーは依頼前にその技術差を見抜くことが困難です。どのような目的のサイトにしたいのかなどの要望を伝えたときに、丁寧に聞き取り、高い技術力で様々な提案が出来る制作会社を選びましょう。また、制作会社に依頼した場合、保守や更新も依頼しなければならないことがありますので、依頼する前に保守や更新にかかるランニング費用も必ず確認しましょう。
デメリットは、 コストが高いことです。WEB制作会社は高いスキルと専門知識を提供するため、その分コストが高くなることがあります。その費用は、各社の1時間単価の違いによっても異なります。例えば、100時間で開発できるWEBシステムの場合、1時間単価が5,000円の制作会社は、5,000円 x 100時間 = 500,000円で開発できますが、1時間単価が10,000円の会社では、10,000円 x 100時間 = 1,000,000円になり、同じ仕様のシステム開発でも大きな費用差が生じます。これがサイト制作費に幅がある要因の1つです。
広告代理店に依頼する方法
広告代理店は、ブランディングやマーケティングの観点からWEBサイトを捉え、広告と統合された総合的なアプローチを提供することができます。また、広告、SEO、SNSなど、オンライン広告を含む総合的なキャンペーンを行う場合、WEBリテラシーが高い広告代理店なら戦略的なパートナーになることがあります。
デメリットは、WEB制作において十分なスキルや経験を持っていない広告代理店があり、WEB制作やWEBマーケティングに長けていない広告代理店に依頼した場合は、費用感が把握できておらず、追加の費用が掛かるなど、高い費用を掛けても好結果が得られないことです。
フリーランサーに依頼する方法
通常、フリーランサーは比較的低いコストでサービスを提供することがあり、費用対効果が高く、小規模なプロジェクトには良い選択肢になる可能性があります。納期や予算に融通が利くケースも多いのですが、制作する仕様に対して個々の技術差やクオリティ差があったり、フリーランサーの都合で、数ヶ月、対応出来ないなど、できることが限られています。
デメリットは、フリーランサーは個人で仕事をするため、大規模で複雑なプロジェクトには向かず、一度に1つのプロジェクトしか進行できないことが多く、同時に複数のプロジェクトを進行することが難しい場合があります。対応出来るときと出来ないときがあったり、突然連絡が取れなくなるなど、信頼性に問題があるためプロジェクトが完了するという保証が無く、フリーランサーと長期的な関係を築くのは難しい場合があります。
WEBサイトの制作費に最も大きな影響を与える要因とは?
WEBサイトの制作に掛かる費用は、次の要因によって異なります。
要因 | 説明 |
---|---|
ページ数 | WEBサイトは、複数のWEBページによって構成されています。一般的な商品と同様に数量(ページ数)分の費用が掛かります。WEBページの場合は、ページごとにページの長さが変わるため、1ページの単価が均一ではなく、長さやデザインによって制作時間が変わるため、ページ単価は異なります。 例えば、オンラインショップサイトの場合、商品一点ごとに詳細ページが1ページあるため、商品が一品増えるとWEBページが1ページ増えます。 後から新しいページを追加したい場合も、増えたページの制作内容に応じた費用が掛かります。 |
デザインの複雑さ | WEBサイトのデザインが複雑である場合、デザイナーがそれに対応するために追加の作業を行います。特にオリジナルデザインや高度なインタラクティブな要素がある場合は、制作費用が上昇します。 |
機能と要件の複雑さ | WEBサイトに実装する機能や要件が複雑であるほど、開発に掛かる時間や技術的な要求が増加し、それに伴って費用も増加します。 例えば、オンラインショップ機能、ユーザーアカウント管理、データベース連携、予約システム、会員専用ページ、Google Maps APIなどが挙げられます。 高度な技術や特定の専門知識が必要な場合、それに対応できる経験豊富な開発者の雇用や委託が必要です。高度な技術が必要なプロジェクトは通常、高い開発費用がかかります。 |
レスポンシブデザイン | WEBサイトが異なるデバイスや画面サイズに対応する必要があるため、レスポンシブデザインが必要となります。例えば、PCで表示している横長の画像を、タブレットでは正方形の画像に、スマフォでは縦長の画像に、など各デバイスに画像を最適化する場合、追加の開発やテストが必要となり費用がかかります。 |
プロジェクトの複雑さ | 大規模なプロジェクトや複雑なプロジェクトの場合、より多くの開発リソースが必要になるため、適切な進行管理や多くの打合せが必要で、完了までに時間が掛かります。これにより、追加の修正や変更が多くなり、開発費用が増加します。 |
開発時間の長さ | WEBサイトの開発に時間が掛かるほど、費用も高くなります。 |
WEBサイト制作費の内訳
WEBサイト制作費の内訳は、プロジェクトの要件や構成によって異なり、プロジェクトの進行段階に応じても制作費が変動する可能性があります。プロジェクトの詳細な要件に基づいて、依頼先と十分なコミュニケーションをとり、ページ数やページの内容が変わる度に見積もりを受け取ることが重要です。
内訳 | 内容と制作費用相場 |
---|---|
プランニングと調査 | プロジェクトの要件定義、目標の設定、競合調査などが含まれます。
|
ディレクション費 | 目的やビジョンの確立、ターゲットオーディエンスの定義、スケジュール管理、デザインガイドラインの策定、機能要件と開発方針、コンテンツ戦略、テストと品質管理などが含まれます。
|
デザイン費 | WEBサイトの外観やユーザーエクスペリエンスの設計が含まれます。
|
開発費 | フロントエンドとバックエンドの開発、コーディング、コンテンツ管理システム (CMS) の開発、データベースの設計が含まれます。
|
コンテンツ費 | ページの原稿、画像や動画の制作が含まれます。コンテンツ費用は、制作する素材の量に応じて異なります。
|
テストと品質管理 | WEBサイト全体の機能やレスポンシブデザインのテスト、ブラウザ間の互換性、セキュリティの脆弱性、品質管理が含まれます。テストと品質管理のコストは、コンプライアンスの深さや複雑さに応じて異なります。
|
ホームページ公開後に掛かる維持管理の費用相場
WEBサイトを公開した後に掛かる維持管理費用は、サイトの規模や目的、特定のニーズによって異なります。以下は、一般的な項目に対する費用の相場の一例です。ただし、これらの費用は目安であり、実際の状況により異なります。制作会社や各サービスの提供元に相談し、具体的なニーズに基づいた見積もりを取ることが重要です。
維持管理費用 | 内容と制作費用相場 |
---|---|
ドメイン費用 | ドメインの種類や登録期間によって変動します。
|
ホスティング費用 | ホスティングプランの選択により、費用が異なります。
|
SSL証明書費用 | セキュアな接続を提供するために必要なSSL証明書の費用です。
|
保守管理費用 | セキュリティ対策、CMSツールのメンテナンスなどウェブサイトの管理作業に掛かる費用です。実装しているシステムに応じて異なります。
|
更新費用 | コンテンツ更新に掛かる費用です。外部に委託する内容に応じて費用が異なります。
|
コンテンツ制作費用 | コンテンツを追加する場合の費用です。外部に委託する内容に応じて費用が異なります。
|
機能追加やアップグレード | サイトに新しい機能やアップグレードが必要な場合に掛かる費用です。外部に委託する内容に応じて費用が異なります。
|
マーケティング費用 | サイトの宣伝や広告、SEO対策のための費用です。
|
SEO費用 | 検索エンジンの検索結果ページで上位表示させるための施策費用です。
|
関連記事:CMS保守
この記事のまとめ
WEB開発コストの変動は、サイト構造の複雑さ、デザインの複雑さ、必要な機能、進化するテクノロジーのトレンドなどの要因によって影響を受けます。これらの要因を把握し、コスト管理慣行を遵守することで、目的と予算計画に調和する理想的なWEB開発を行うことができます。
WEBサイトはブランドのオンラインプレゼンスを強化するための重要な投資であり、ビジネスの軌道に直接影響を与えることを認識することが重要です。経験豊富なWEB開発の専門家と協力することで、自信を持ってコストを検討できるようになり、WEBプロジェクトが永続的な資産となることが保証されます。
WEB開発の依頼先を選択するときは、WEB標準、読み込み時間、アフターサービスを考慮し、模範的なWEB開発サービスについて、ユーザーのニーズに合わせた一流のソリューションの提供に尽力している実力のあるWEB制作会社を見つけましょう。
お問合せ、お見積もりはこちら