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問合せ率が上がる!“心理”に刺さるCTAボタン

Updated : 2025.6.17

20分で読めます

「アクセスはそこそこあるのに、なぜか問合せが少ない」そんな悩みを抱える中小企業のWEB担当者は少なくありません。
SEO対策をし、デザインも整えて、サービス紹介も書いている。それでも反応がないのは、もしかすると「問合せボタンの言葉」が原因かもしれません。
「問合せボタン」はユーザーが最後に押す“行動のボタン”。
実はこの数文字の言い回し一つで、クリック率も問合せ数も大きく変わることがあります。
この記事では、小さな会社でもすぐに取り組める、「心理に刺さるCTA(行動喚起)ボタンの文言の工夫」について、具体例とともに解説します。
ボタンの言葉を少し変えるだけで反応が変わる、その理由とコツを見ていきましょう。

問合せ率が上がる!“心理”に刺さるCTAボタン

問合せ数が伸びない理由にボタンの言葉の可能性

アクセスはあるのに問合せが増えない――そんなとき、見直してほしいのが「ボタンの言葉」です。
「お問合せはこちら」といった定番の表現が、実はユーザーにとって心理的なハードルになっていることもあります。たった数文字の違いが、行動を起こすかどうかを左右することがあるのです。

もしかするとCTAボタンの“言葉選び”が原因かも?

意外と見落とされがちなのが、「お問合せ」や「資料請求」といったボタンの文言です。実は、ユーザーが行動を起こすかどうかは、この“たった一言”に左右されることも。よくある定番の表現が、かえってユーザーにとって不安や迷いの原因になっている可能性があるのです。

たった数文字で心理的ハードルが変わることも

人は「この先に何が起こるのか」が見えないと、無意識にブレーキをかけます。CTAボタンに書かれた言葉が抽象的だったり、行動のメリットが伝わらなかったりすると、それだけで離脱のきっかけに。逆に言えば、たった数文字を工夫するだけで心理的ハードルを下げ、問合せに繋げることができるのです。

ユーザー心理とCTAの関係、なぜボタンの言葉が重要なのか

WEBサイトに訪れたユーザーは、情報をある程度読んだうえで「この会社に問合せてみようかな…」と考え始めます。 しかし、実際に行動に移すかどうかは、たった一つのボタンが“最後のハードル”になることがあります。

人は「この先に何があるか分からない」と行動をためらう

たとえば「お問合せはこちら」とだけ書かれたボタンはよくある表現ですが、クリックした先で何が起こるのかがわかりません。

  • 営業電話が来るのでは?
  • すぐ契約を迫られる?
  • 何を入力すればいいの?
こうした“不安”が、問合せをためらわせる要因になります。

ユーザーは常に、「面倒になりそう」「断りにくくなりそう」と感じる行動を避ける傾向があります。
つまり、心理的なハードルを下げることが、問合せにつなげる鍵なのです。

「言葉の選び方」で印象はガラリと変わる

CTAボタンの文言は、単なる案内ではなく、クリックを後押しする“説得の一言”です。

例えば

  • 「お問合せはこちら」よりも → 「無料で相談してみる」
  • 「資料請求」よりも → 「30秒で読める資料を無料で受け取る」

といったように、行動の内容やメリットが具体的に見えるだけで、安心感が生まれます。

CTAは小さなパーツですが、ユーザーにとっては「次に進むか、やめるか」を判断する分岐点です。 この最後の“押しどころ”に、適切な言葉を添えてあげることが、問合せ数を左右するのです。

よくあるCTAボタン文言とその心理的なハードル比較

「お問合せはこちら」「資料請求」「ご予約」など、よく見かけるCTAボタンの文言。
実はこれらが、ユーザーにとって“何が起こるかわからない”という不安を生んでいることがあります。たとえば「お問合せ」と書かれていると、何を聞けばいいのか分からず、漠然とした抵抗感が生まれます。「資料請求」も、営業されそうで気が引けるという印象を与えがちです。こうしたボタンの言葉は、企業側の都合ではなく、ユーザーの気持ちに寄り添った表現に変えることで、心理的なハードルを下げ、行動を促す力を持たせることができます。

「無料」「匿名」「しつこい営業なし」など安心感を出す

ユーザーは「問合せたら営業されるのでは?」「契約を迫られたら嫌だな」と無意識に不安を抱えています。そんな心理をやわらげるのが、「無料」「匿名OK」「営業しません」などの安心感を伝える言葉です。たとえば「無料相談受付中」よりも「しつこい営業は一切ありません」と明記するだけで、安心してボタンを押してもらえる確率が高まります。

「相談だけOK」「まずは話を聞いてみたい方へ」などハードルを下げる

多くのユーザーは、まだ契約や購入を決めているわけではありません。「相談だけでも大丈夫」「話を聞いてみたい方へ」など、気軽に行動できるニュアンスを添えることで、心理的なハードルが下がります。いきなり問合せるのではなく、“ちょっと聞いてみるだけ”と思ってもらえるような表現が効果的です。

「〇〇の見積もりをもらう」「30分で解決!無料相談」具体的にする

CTAボタンに具体的な内容を入れることで、ユーザーは「このボタンを押すと何が起きるか」がイメージしやすくなります。たとえば「無料相談」だけでは曖昧でも、「30分で解決できる無料相談」や「今すぐ〇〇の見積もりをもらう」と書かれていれば、安心して行動に移しやすくなります。曖昧さを減らすことで、行動率は大きく変わります。

今からでもできる!CTA改善の簡単ステップ

CTA(行動喚起)ボタンの見直しは、特別なツールや知識がなくても今日から始められます。重要なのは、ユーザーの視点で不安や迷いを取り除き、行動しやすくすること。ここでは、中小企業でもすぐ実践できる、CTA文言改善のシンプルなステップをご紹介します。

現在のボタン文言をチェック

まずは、今自社サイトで使っているCTAボタンの文言をすべて洗い出しましょう。「問合せはこちら」などの定番表現が並んでいないか確認します。そのうえで、「この言葉だけで本当に行動したくなるか?」「何が起こるかわかるか?」という視点で見直してみると、改善ポイントが見えてきます。

ユーザー視点で「不安」や「面倒さ」がないか確認

ユーザーは、少しでも「押したら面倒そう」「営業されたら嫌だな」と感じると離脱します。ボタンの言葉に対して、自分がユーザーだったらどう思うか?を客観的に考えるのが大切です。「無料」「匿名OK」「相談だけOK」などの安心ワードが入っているか、不安や手間を感じさせる表現になっていないかをチェックしましょう。

文言案を2〜3個用意し、数週間ずつ入れ替えて反応を見る

改善案として、文言を2〜3パターン考えておきましょう。それを数週間ごとに入れ替えて表示し、どの表現が最も問合せにつながるかを確認します。専門的なABテストツールがなくても、手動で入れ替えるだけでも効果の傾向は見えてきます。まずは「どの言葉が刺さるのか」を試してみることが第一歩です。

問合せ数・質の変化を記録

ボタン文言を変えた後は、問合せ数だけでなく「問合せの質」も合わせて記録しておきましょう。例えば、具体的な相談が増えたか、対象としていた顧客層から反応があったかなど。数字だけでなく中身も見れば、どんな表現が自社に合っているか、今後の改善にも活かしやすくなります。

この記事のまとめ

CTAボタンで本当に伝えるべきなのは、「この先に何が起こるかの安心」と「そのクリックにどんな意味があるのか」という行動の目的です。ユーザーが迷わず行動できるように、不安を取り除き、期待できる結果を具体的に示すこと。それだけで問合せ数は大きく変わっていきます。

まずは自社のホームページにこれらの要素が含まれているかをチェックし、不足していれば改善の検討をおすすめします。 「一度プロの視点で見てほしい」という方は、豊富な経験と知識を持つ当社に是非ご相談ください。時間やリソースを節約し、効率的に成果を上げることが可能です。

サイトメンテナンスについての記事は、こちらのページでも紹介しています。

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