WEBサイト制作
中小企業サイトのホームに絶対入れたい5つの要素
Updated : 2025.5.6
12分で読めます
企業のWEBサイトにおいて、ホーム(トップページ)は第一印象を左右する極めて重要な要素です。
訪問者は数秒で「この会社は信頼できそうか」「自分に関係がある情報か」を判断し、その後の行動を決めています。
しかし多くの中小企業では、構成や情報設計があいまいなまま公開されており、本来果たすべき役割を十分に担えていないケースが見受けられます。
本記事では、成果に繋がるホーム(トップページ)に不可欠な5つの要素を解説します。
新規顧客獲得や問合せ数の増加を目指すWEB改善の第一歩として、是非チェックしてみてください。
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この記事の目次
キャッチコピーと事業内容の概要の記載があるか
訪問者が最初に確認したいのは、「このサイトは自分に関係があるのか?」という点です。
その判断材料となるのが、キャッチコピーと事業概要の簡潔な説明です。
たとえば「建設業界に特化した人材派遣会社」「製造業向けの業務管理システム開発」など、業種・対象・価値提案が伝わる一文が望まれます。
ファーストビュー(WEBサイトにアクセスした際に最初に表示されるエリア)でこの情報が見えるか、確認してみましょう。
事業が伝わるキャッチコピーを
キャッチコピーは、訪問者が最初に目にする重要なメッセージです。「何の会社か」「誰に何を提供しているのか」がひと目で伝わる表現が理想です。
抽象的なスローガンではなく、業種・強み・対象が具体的に伝わるコピーを心がけましょう。
事業内容をわかりやすく伝える
事業内容は、専門用語を避けて誰にでも伝わる表現にすることが重要です。
「誰に」「何を」「どのように」提供しているのかを明確にし、具体例や実績に触れると伝わりやすくなります。
長文よりも箇条書きや図解を使って、視覚的に理解しやすくする工夫も効果的です。
サービス・商品紹介ページへ誘導する
どのようなサービスや商品を提供しているかが、すぐに把握できる構成が重要です。
概要で関心を引いた後に、具体的な情報にスムーズにアクセスできるリンクやボタンを設置しましょう。
サービスごとに画像やアイコンを使い、視覚的にわかりやすくすることもポイントです。
「とりあえず見てみよう」と思わせる仕掛けが、ページ遷移率を高めます。
ユーザーの興味に合わせた入口を設ける
すべての訪問者が同じニーズを持っているとは限りません。
例えば「初めての方へ」「業種別の導入事例」「課題から選ぶ」など、ユーザーの関心や立場に合わせた入口を複数用意することで、離脱を防ぎ、必要な情報にたどり着きやすくなります。
視線を止める“ビジュアル”の活用
文字情報だけでは流し見されてしまうことも。
アイキャッチ画像・アイコン・色分け・カードレイアウトなどを使い、目を引く工夫をすることで、クリック率は大きく変わります。
特にスマホでは、縦スクロールでも情報が分かりやすくまとまっていることが重要です。
「詳しくはこちら」より目的を明確に
リンク文言が「詳しくはこちら」だけでは、クリックの動機づけが弱くなります。
「導入事例を見る」「料金プランを見る」など、リンク先の内容を具体的に書くことで、ユーザーの安心感と行動率が高まります。
実績・お客様の声を記載する
信頼性を補強する情報として、導入実績やお客様の声は非常に効果的です。
特にBtoBビジネスの場合、過去の取引企業や業界名を記載することで、安心感と説得力を持たせることができます。
ロゴ・顔写真・具体的な成果などがあるとさらに効果的ですが、難しい場合は簡単な一言コメントだけでも掲載する価値があります。
お問合せ・相談への導線を設ける
どれだけ良い印象を与えても、行動への導線が不十分だと成果にはつながりません。
「問合せる」「資料請求する」「電話をかける」など、ゴールに合わせたアクションボタンを明確に配置しましょう。
目立たせる・複数箇所に設置する・クリックしやすいデザインにする、などの工夫が効果的です。
会社情報・所在地を明示する
Web上の取引では、「実在する会社かどうか」が信頼の前提となります。
会社概要・所在地・代表者名・連絡先といった基本情報は、ホームから簡単に確認できるようにしておきましょう。
地図リンクやアクセス情報も掲載すれば、来訪のある業態ではより有効です。
この記事のまとめ
ホームは、ただの入口ではなく、ユーザーとの最初の接点であり、企業の信頼を左右する重要な場です。 今回紹介した5つの要素が適切に設計されているかどうかが、その後の成果に直結します。
まずは自社のホームにこれらの要素が含まれているかをチェックし、不足していれば改善の検討をおすすめします。 「一度プロの視点で見てほしい」という方は、豊富な経験と知識を持つ当社に是非ご相談ください。時間やリソースを節約し、効率的に成果を上げることが可能です。
